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選挙関係者57人虐殺事件

11月26日(木)曇り 朝6時の気温24℃


今朝6時のパラス方面
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 昨日も毎度では有りますが、イーグルリッジC.Cでの水曜リーグでした。 この国で永住させて頂くのに、趣味であるボウリングを続けられこんな幸せは御座いません。

 これからも足腰の衰えを少しでも遅くする為、日夜頑張ります。(大笑)

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 ボウリング場に付くと、テレビの前には大勢の人が、前代未聞の事件報道に、釘付けです。

 同じ国内でこんな残虐な事件が起ころうとは、選挙の度ごとに起こる事件ですが、中立的な報道陣を大量に巻き込んだ今回は全世界に衝撃が走った事でしょう。

 州知事の立候補に向う対立候補陣、大勢の報道陣が同行する車列が州知事側の私兵団に襲われたのですね、全員皆殺し、昨夜は死亡者も57人に膨れ上がりました。 しかも事件を隠滅する為、ユンボによる死体・車両の埋没ですか、

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 タガイタイの人達は昔からミンダナオ島には恐いと、行きたがらなかったのですが、これでますます距離が遠のきました。 日記を書こうと思っても、残虐さが頭をよぎり花が咲いた!犬が笑った!の心境になれないのです。

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選挙関係者虐殺    2009年11月26日のマニラ新聞 より




大量虐殺事件で国連や米国、英国などから非難相次ぐ。死者数は57人に

 ミンダナオ地方マギンダナオ州で起きた大量虐殺事件に伴う波紋は25日も広がり続け、国連に加え、米国など国際社会から事件の残虐さなどへの非難が相次いだ。潘基文(バン・キムン)国連事務総長は同日、地方選挙絡みの凶悪な犯罪を強く批判。アロヨ大統領も声明を出し、事件を「国家を破滅へと導く究極に残虐な行為」と糾弾した。一方、事件の捜査を進める国家警察は同日、アンパトゥアン現同州知事一族の事件関与を初めて指摘したものの、実行犯特定など具体的な捜査進展は見られなかった。犠牲者数は、新たに11遺体が土中から掘り出され、計57人に達した。

 潘事務総長は声明で、「犯行グループを逮捕し、法の裁きを受けさせるためにいかなる努力も惜しんでほしくない」と述べ、多くの女性と報道関係者が惨殺された事件の解決に向け徹底捜査を比政府に要請した。

 離任の決まっているケニー駐比米国大使は、「民主主義と人権の基本原理に反する残虐な行為」と犯行グループを強く非難するとともに、犠牲者の遺族に哀悼の意を示した。 

 リリー駐比英国大使は、犠牲者の中に女性や報道関係者、弁護士ら「罪なき一般市民」が含まれていた事件を「大虐殺だ」と強調、次期統一選(2010年5月投開票)絡みの流血の事態をこれ以上発生させるべきではないと訴えた。

 欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会(EC)のフェレロワルトナー委員も、法と民主主義の原則が順守され、次期統一選が無事に実施されるよう求めた。

 一方、国家警察のエスピーナ報道官は同日、首都圏ケソン市の国家警察本部で行った記者会見で、関係者の供述などからアンパトゥアン同州知事一族の関与を初めて指摘したが、「容疑が固まるまで全証拠を収集する必要がある」とするにとどまり、慎重姿勢を崩さなかった。

 これまでの調べでは、殺害後の遺体処置用に使われたとみられる重機には、同知事名が英語で書かれていた。

 妻を殺害された同州ブルアン町のマグゥダダトゥ副町長は、武装集団に拉致された妻との携帯電話を通じたやり取りから、同知事側の事件関与をすでに言明している。国家警察はこれらを実行グループ特定につながる証拠として重視している。

 同副町長は次期知事選への出馬を決定、同知事側の候補と戦う姿勢を明らかにしている。

 同州アンパトゥアン町ではこの日も国家警察による遺体捜索作業が続けられ、地中から新たに11遺体が収容された。土中からは犠牲者が使っていたとみられる車両3台も掘り出された。

 これまでに発見、収容された57遺体のうち女性が22人。この中にはマグゥダダトゥ副町長の妻と同副町長の親類、弁護士2人、報道関係者少なくとも25人が含まれていた。

 現地入りしたデバナデラ司法長官率いる捜査班によると、遺体はいずれも射殺体で、頭部が切断された遺体は発見されていない。


 2009年11月26日のマニラ新聞 より



選挙関係者虐殺

モロ民族解放戦線幹部、自警団や系民兵組織の管理怠った現政権の責任指摘

 ミンダナオ地方マギンダナオ州で起きた大量虐殺事件で、イスラム最大勢力、モロ民族解放戦線(MNLF)の元スポークスマン、アフマド・バヤム氏は25日、首都圏マニラ市内のホテルで、「自警団や政府系民兵組織の管理を怠った現政権の責任」を指摘した。

 バヤム氏によると、イスラム教徒自治区(ARMM)の首長ら有力政治家のほぼ全員が、自警団や政府系民兵組織を装って、私兵団を抱えているという。

 ラモス政権下(1992〜98年)などと比較して、私兵団の武力は強大になり、「特に現政権になって、軍・警察も抑止が困難な状態に陥った」(同氏)という。

 バヤム氏は、事件で妻らを殺害された同州ブルアン町のマグゥダダトゥ副町長、事件関与が指摘されているアンパトゥアン同州知事の両者の親類という。今後については、「(治安当局が)公正な対応をできなかった場合、マグゥダダトゥ副町長側が報復する恐れがある」と語った。


  2009年11月26日のマニラ新聞より


選挙関係者虐殺

報道関係者25人の死亡確認。さらに10数人の身元確認急ぐ

 ミンダナオ地方マギンダナオ州の虐殺事件で、国家警察ソックサルジェン地域本部は25日、報道関係の犠牲者25人の身元を確認したと明らかにした。これに加え、身元未確認の遺体10数体の中に報道関係者が含まれているとみられ、同犠牲者数はさらに増え、死者全体の半数以上を占める恐れが出ている。

 ジョセフィーノ・カタルナ本部長によると、身元が確認された25人は、南コタバト州ジェネラルサントス市とスルタンクダラット州タクロン市を拠点とする新聞記者とラジオ局員。マグゥダダトゥ・ブルアン町副町長の妻が代理として、次期州知事選の立候補届け出を提出する様子を取材する予定だった。

 同行取材をしていた報道関係者は34人という情報があり、同本部が残る遺体の身元確認を急いでいる。

 次期同州知事選ではアンパトゥアン現州知事の息子が立候補を予定している。アンパトゥアン一族は対立候補が不在のまま再選を繰り返している中、今回、マグゥダダトゥ副町長が知事選に名乗りを挙げた。

 カタルナ本部長は「副町長は身の危険から代理申請者を送った。女性と報道関係者で一行を固めることで襲撃を回避するつもりだった可能性が高い」と述べた。

 同本部関係者によると、副町長は立候補届け出時の襲撃を懸念し、国軍に護衛を要請したが拒否された。アンパトゥアン一族が掌握している地元警察には護衛要請をしなかったという。

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 今回、マニラ新聞の記載記事を掲載させて頂きましたが、他のブログで逆の解釈がなされているのを見、真実の報道を知って頂きたく、此処に掲載させて頂きました。

 これから、フィリピン関係のニュース中心のマニラ新聞、御購読はいかがでしょうか、 本日は掲載された5編のうち、3編を無断借用させて頂きました。
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theme : フィリピン
genre : 海外情報

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初めてフィリピンクラブに行った頃、懇意にしてた接客嬢から、
「私の両親は旧地主に射殺され、土地を取り上げられた。
私は復讐するのが夢だ」みたいな話を聞かされましたが、
当時は、何時代だよ!仇討ちとか、土地を乗っ取るとか、私警団とか民兵とか・・・。
あまり現実的な話と受け止めてませんでした。

然し、今でも不正や汚職を追及したジャーナリストが年間何人も殺されている
フィリピンの異常を知る時、今更ながら当時の彼女が語った事柄は、
真実だったのではと思い起こされます。

それにしても死者が57人とは、襲った側は何人ぐらいだったのか?
数人レベルではなく、軍隊並の人数と経験を持つ人達だと想像されます。

アロヨ大統領が事件解明に声明を出したそうですが、
自身の業績や行ってきた事から、リーダーシップを発揮できるとは、
考え辛いですね(苦笑)

どちらが当選しても、血の報復が続くような気がしてなりません。
もういい加減に、このような暴力的な国から脱皮するように
国民の自覚を促したいものですね。

 こんにちわ!ひっそり購読者の清香です。
この事件、私の友人がちょうどNYCからマニラに帰って来てるそうなんですが、触れてはいけないような気がして、聞けませんでした・・・。ダニエルさんからの地元新聞の抜粋が聞けてよかったです・・・。本当のところ、私の友人も含め、国民はなんて思ってるんでしょうか。。。

単純に考えましょう

どこで見たのか覚えていません。
我が家で見たのなら、本の場合はスキャンしていただろうし、インターネットでなら画像を保存していたはずです。
なにかというと、首から下の男性の裸の遺体が膝を曲げられて手製の担架のようなものに仰向けに載せられ、それを前後二人の男性が担いでいるのです。
遺体の男性は腰蓑一枚。
担いでいる男性も腰蓑一枚に頭はなにか装飾されていたような気がします。そして体には弓矢が括られていた。
つまり遺体も担ぎ手も戦士なわけです。
戦いで犠牲になったらその首を戦利品として持ち帰るが、体部分は丁重に返すのが当時のしきたりのようでした。

以上の描写を頭に描いてみてください。
それは戦死した兵士の遺体を返すときの写真だったのです、写真ですよ!
写真がフィリピンの原野に持ち込まれるようになったのは早くても1900年以降でしょう。
上の写真は今からわずか100年ほど前、フィリピンの山の中で行われた部族間の争いで戦死した遺体を運んでいるものだったのです。

部族の長はいわゆる酋長ですわね。
腰蓑がショートパンツやズボンに変わり、弓矢が鉄砲に変わっただけで頭の中はなにも変わっていないのですよ。
酋長がその一族とともに、のし上がって酋長の座を狙う一族を襲撃しただけのことで、お祖父さんの時代には頻繁に行われていたことだからそんなに罪悪感を持っていないでしょうね。

この国では酋長が変わるとその下の子分はみな職を失うのです。
私のワイフの親戚は、田舎の酋長の下で赤十字のような仕事をする機関の長でしたが、酋長が選挙に負けたら失職。私にカネを借りに来ました。
酋長が地位を取って代わられることは一族が田畑をごっそり奪われるようなものなのですね。
だから危ないと思ったら自己防衛のために対立候補を襲撃するのです。
あくまで自己防衛です。なんで非難されるのだ、と思っているのかもしれません。
おサルさんとそう変わらないと思わないと理解に苦しむだけです。

おはようございます!
犠牲者は増えていますね
内乱、内紛、民族戦争の有る国の発展はありえません
この事件の犯人はきっと捕まりませんよ!
ミンダナ全てをきっと抱き込んで警察もまともに活動
出来ないと思います。
捕まえても実行犯数人だけでしょう。
危険な国ですね。

sabangbatoさん・こんにちは、

 >何時代だよ!仇討ちとか、土地を乗っ取るとか、私警団とか民兵とか・・・。
あまり現実的な話と受け止めてませんでした。

 日本的には考えられませんが、この国には仇討ちは今の世でも許す犯罪のようですし、ルソン島でもつい最近までは、民兵団を組織していた大地主の政治家もいたようです。

 ミンダナオ島は、モスレム組織との戦いにてこずっていたので、政府も民兵団を利用していたように思います。

 >それにしても死者が57人とは、襲った側は何人ぐらいだったのか?

 100人規模だったようですし、情報は携帯電話の情報により味方には伝わっていたようです。

 昨日のテレビニュースでも州知事側から、再三ライバルの副町長に出馬せぬよう要求が有ったようです。

 この事件の起きる前、全員目隠しをされ殺害されたようです。

 >アロヨ大統領が事件解明に声明を出したそうですが、
自身の業績や行ってきた事から、リーダーシップを発揮できるとは、
考え辛いですね(苦笑)

 犯人側の州知事もアロヨ派とのことなので、最後までの追及はしないでしょう。 ただ死亡者の半数以上が中立的な、報道陣達ですから、国際世論も黙っていないでしょうし、国連まで意見していますので、

 >もういい加減に、このような暴力的な国から脱皮するように 国民の自覚を促したいものですね。

 この国はまだまだ戦国時代が残っていますね、



 

kiyoka さん・こんにちは、

 >この事件、私の友人がちょうどNYCからマニラに帰って来てるそうなんですが

 もう帰って来てたのですか、

 >ダニエルさんからの地元新聞の抜粋が聞けてよかったです・・・。本当のところ、私の友人も含め、国民はなんて思ってるんでしょうか

 本当はコピペはいけないのでしょうが、私が書き直すよりも、真実を伝えたくて、誤解をしていた方のブログも有りましたので、

 これから渡比する方にも注意を促す意味も有ったのです。これから来年5月まで、長い危険な選挙戦に入りますからね、

 >国民はなんて思ってるんでしょうか。。。

 これに似た様な、選挙絡みの事件は身近な場所にて経験している筈です。ただ大報道陣も巻き込まれた事と、人数が大勢過ぎた事が恐怖を感じたと思います。

保太郎さん・こんにちは、

 >戦いで犠牲になったらその首を戦利品として持ち帰るが、体部分は丁重に返すのが当時のしきたりのようでした。

 友人に原住民族のイグロッド族の人がいるのですが、テレビで特集されていました。庭先にゴロゴロ シャレコウベが有るのを見、私は人食い人種だと思っていましたが、保太郎さんの云う戦利品だったのですね、

 >お祖父さんの時代には頻繁に行われていたことだからそんなに罪悪感を持っていないでしょうね

 人間って残酷な動物なんですね、

 >酋長が地位を取って代わられることは一族が田畑をごっそり奪われるようなものなのですね

 そういえば、タガイタイの我が大家族、親戚も、現市長に多大なる恩恵を受けていました。 

 市役所に行くと親戚ばっかりなんです。馬鹿でも就職出来ました。 でも義父が亡くなり、繋がりも薄くなりました。(笑)

 >自己防衛のために対立候補を襲撃するのです。 あくまで自己防衛です。

 なるほど!自己防衛

タコ警部さん・今晩は、

 >この事件の犯人はきっと捕まりませんよ!

 私兵団は州知事の息子が組織し、そしてユンボには知事の名前が有ったそうです。地元警察をはじめ、権力側は知事派、

 この私兵団は反政府武装組織(新人民軍や モロ民族解放戦線)などの戦いでも国軍に協力しているようです。

 >捕まえても実行犯数人だけでしょう。

 アロヨ大統領も、国際世論も有るので仕方なくと云ったところですね、背景から見てトカゲの尻尾切りでしょうか、


 
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プロフィール

タガイタイ.ダニエル

Author:タガイタイ.ダニエル
 
 私は35年前、妻と結婚、東京で暮らして来ましたが、還暦を期に4年前、妻の故郷フィリピン国タガイタイに移住して来ました。
 
 タガイタイ市、はフィリピン国カビテ州のはずれに存在し、タール火山の外輪山上に形成され、標高500~700Mの高地です。
 その為、南国フィリピンにしては比較的涼しく、夜間は寒さにふるえる事も有ります。

 首都圏マニラより約60KMと近い為か、大物政治家、実業家、著名人の別荘が目に付きます。

 タガイタイの主な産業は、昔からのコーヒー栽培とパイナップルを代表とするフルーツ栽培です。
 観光を目的にする為か、豚の飼育、悪臭を放つ養鶏、ゴミの焼却も市条例により、禁止されています。

 我が家からはマルコス元大統領がアメリカ国レーガン元大統領と会談する為、迎賓館を作ろうと着工されましたが工事半ばにして、エドゥサ政変により失脚、未完成のまま放置されたパラス.インザスカイの山が見えます。
 
 現在タガイタイ市の管理の下に一般に公開されています。
 
 ここに登りますと、タール湖に浮かぶタール火山、Mt.マキリン(1130mラグナ州)、 Mt.バナハウ(2077mケソン州)、 Mt.マコロット(バタンガス州)、フィリピン一広いラグナ湖、マニラ首都圏まで一望出来ます。


 また徒歩圏内には、タール湖に浮かぶタール火山を眺めるビューポイント、 ピクニック.グローブ.コンプレックスもあります。
 
 

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